140604 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

C'est sympa!

C'est sympa!

TRES: クスコ

TRES: クスコ

4:20amに、パートナーのクラスメイトが手配してくれた
タクシーに乗って、空港へ移動。

リマ空港に着き、空港利用料一人当たり$6.05支払い、
McDonaldでパンケーキを買い、機内に乗り込む。

リマ空港で“Sorojchi Pills”という高山病の薬とコカキャンディーを購入。
(高山病の薬は、約57ソル。$20相当)

これは、コカキャンディ。
061213CocaCandy
これも、高山病に効果があると聞くので、備えてみる。
味は、抹茶飴みたいな感じで、美味しい。

高山病の薬は、高地へ行く一時間前に服用し、
その後、8時間毎に飲むというもの。
昨夜の夕食が遅かったので、なんとなく二人共、胃の調子が良くない。
胃薬を飲み、パンケーキを食べ、高山病の薬を飲んだ。
頼む、効いてください。。。

一時間のフライトはあっという間。
眼下に山々が広がり、Cuzcoに到着。
061213Cuzco

空港では、フォルクローレの演奏に迎えられた。
061213CuzcoAirport
彼らの写真を撮り、カゴにTIPを入れる。

空港出口を出るとたくさんの人、人、人。。。
その中で、私の名を呼ぶ人がいたので、近寄る。
どうやら、この人がピックアップに来た人らしい。
この人は、英語が片言で、スペイン語、ケチュア語を
ホテルへ向かう道すがら教えてくれたけれど、あまりよくわからなかった。残念。

空港からホテルまでは、約20分。
今回のホテルは、Eureka Hotelというホテル。
061213Eureka
中心地であるアルマス広場から3ブロックの距離。
あまり便利な場所ではないが、こじんまりして、可愛いホテル。

2階にあるダイニングは、こんな感じ。
061213EurekaDining
私達は、ここで、毎朝、パン、珈琲、フルーツジュース、果物という朝御飯をいただいた。

クリスマスシーズンな為、テーブルクロスは、サンタさん。
テーブルの上には、こんな可愛いツリーが置いてありました。
061214TableSetting

私達の部屋は、3階。ホテルの窓からの風景は、こんな感じ。
061213Window
目の前は、崩れかけたような御宅だけれど、
その先に広がる家々の瓦、山の風景は、とても美しかったです。

チェックイン後、ウェルカム・コカ・ティーをいただく。
061213CocaTea
味は、美味しくはない。飲めなくはないけど。
これも、高山病の予防の為に飲みなさい、と聞いていたので、飲む。

朝8時頃に、ホテルに到着し、パートナーは眠くなり、仮眠。
私は、本を読んだり、しばらくゆっくりしていたけれど、
暇なので、11時頃、仮眠から起きたパートナーと共に、
散歩に出て、ランチを食べることにした。

ほとんどのクスコの道は、狭く、一方通行が多い。
歩道もあるが、人一人通れる程度の幅。
061213CuzcoRoad

見かけたカフェに入り、お豆のトルティーヤをいただく。

ホテルに戻り、一時間程、仮眠。

1:45pm、ツアーのお迎えが来て、ツアーに参加。
ガイドの名前は、George。スペイン語読みで、ホルヘ。
クスコ出身で、なかなか情報豊富。

ツアーは、カテドラル、コリカンチャ、サクサイワマン、プカプカラ、
タンボマチャイ、ケンコーを巡るもの。

1:カテドラル“Catedral”。
地元の自然信仰と、スペイン人が持ち込んだカトリックがうまく融合された教会。

最後の晩餐のちょっと変わったバージョンも見ました。
ご馳走が、クイ(テンジクネズミ“guinea pig”)だったり、
テーブルが角テーブルではなく、丸テーブルだったり。
うまく地元風味の融合された絵でした。

2:コリカンチャ“Qorikancha”。
ここに行く頃に、少し雨が降ったけれど、ここは室内見学で良かった。

インカの土台の上に、スペイン人が作った教会。インカの素晴らしい石組みを見る。
061213Qorikancha

3:サクサイワマン“Sacsayhuaman”
ここは、屋外。見学し始めてすぐ雨が止んだ。ラッキー。

この遺跡は、元要塞。
061213Sacsayhuaman
大きな石がたくさんジグザグに積み重ねてある。

4:プカ・プカラ“Puka Pucara”
ここは、見張り台だった所かな。
さらっと遠くから見ただけ。

5:タンボ・マチャイ“Tambo Machay”
いつでも、水が湧き出ているところ。
061213TamboMachay
セミ・サイフォンという方式を使って、山から水を引いているのだそう。

ここに行くには、けっこうな坂道を登らなくてはなりません。
クスコ到着初日には、ちょっときつい場所でした。
パートナーは、既に、かなりきつそうでした。

6:ケンコー“Qenqo”
ここは、石をくりぬいた祭礼場と言われている所。
中は洞窟。狭いところに入っていき、いくつかのスポットを見学する。
061213Qenqo

これで、ツアーは終了。
広場でバスから降ろしてもらい、日本人経営のレストラン“Pucara”へ行った。

赤血球を増やすべく、牛肉の串焼きを選ぶ。
後は、美味しいとガイドブックに書いてあった、にんにくスープ。
061213PucaraDinner

レストランに行く事を決めた時点では、パートナーも、
「お腹空いた」と言っていたが、店内に入ると、気分が優れず、
彼が口に出来たものは、カモミールティーとコカティーのみ。

私は、元気に、美味しくいただきました♪
ペルー料理は、日本人の口に合うお料理だと思います。
牛肉の串焼き、にんにくスープ、お茶二杯で、36ソル。

ホテルに戻ると、パートナーは、頭痛、吐き気、寒気を訴え始めた。
ガタガタ震えているので、厚着をさせ、布団にくるむ。

大丈夫かな。心配。。。

クスコの夜は更け、私はシャワーを浴びて、就寝。
明日は、聖なる谷“Valle Sagrado de Los Incas”ツアー。



翌日、パートナーは、発熱し、完全にダウン。
8:40am、迎えの車が来て、私は一人で、ツアーに参加。

1:ピサック市場“Pisaq Mercado”

ピサックという街に向かう。
この街の上に遺跡があるとの事らしいが、
今日は、街の市場のみに行くとのこと。

一時間のフリータイム。
自分用バッグとパートナー用マフラーを、少し値切って購入。

市場を後にし、4つのレストランに分かれて、食事。
このツアーは、shared tourで、それぞれの参加者は、いくつかの旅行会社にツアーを依頼している為、
基本的な行く場所は一緒だが、食事、入場券など、ちょっとした所で旅行会社による違いがある。

ここで、最悪の事態発生。
私以外、全員、ランチ付のツアー・・・(汗)

私だけ、レストランの割り振りが呼ばれなかった。
最終的にガイドさんが、最後のレストランで、私達と一緒に食べようと言ってくれたけれど、
結局、そのバッフェスタイルのレストランで値段交渉はしてくれたものの、私は、一人で食事。。。
ツアーに食事がついている人たちは、別のところで食事。

今日、ずっと隣に座って喋っていたプエルトリコから来たおじいさん、ソロモンが
「じゃ、自分と一緒のところに来ればいい」と言ってくれたのに、ガイドさんに
「彼らの食事はホテルでの食事。人数は増やせないから、駄目」と言われて、断念。

悲しいランチだった。
パートナーがいれば、こんな状況だって、平気なのに。
ランチは美味しくて、レストランは、こんなに綺麗だったけれど、私の心はブルー。
061214Restaurant

パートナーに電話をかけようと「電話ある?」と聞くも、公衆電話はなく、
パートナーの様子を知る事も叶わなかった。残念。

食事を終え、バスが来るのを待つ間、フィンランドから来た女性二人と話をした。
彼らは、アマゾンも巡ってきたらしい。
私も、次回は、じっくりゆっくり時間をかけて、いろいろなところを巡りたいな。

再び、ソロモンと合流し、ランチの事を話すと
「かわいそうだったね」と慰めてくれた。


2:オリャンタイタンボ“Ollantaytambo”

次に向かった先は、オリャンタイタンボ。
往復400段程の階段を登って、頂上に到着。
この緑のシャツを着てるのが、ソロモンおじいさん。
061214Solomon

私の身体はすっかり高地にも慣れ、登山も快適♪
061214Ollantaytambo
ここは、登ること自体も楽しかったし、頂上からの景色も良かった。


3:チンチェーロ“Chinchero”

今まで来た中で一番高いところ、標高3800m。
ここもまた、インカの土台に、スペイン風の教会が建っているところ。
古い教会、印象的でした。
061214Chinchero

十字架の周りには、人が集う。
061214Chinchero-Cross

ここを最後に、クスコに戻り、ホテルに送り届けてもらい、ツアー終了。

パートナーは、ベッドの中で起きていたけれど、朝と変わらぬ様子。

ソロモンが、別れ際「旦那さんには、コカティーとライムを
飲ませるといいよ」と言ってくれたので、ホテルの人にお願いしたら
「高山病?」と聞かれ、心配して部屋まで見に来てくれた。

何かお腹に入れた方がいいとのことで、ベジタブルスープも作ってくれると言う。
親切。ありがたい。

でも、パートナーの胃は、何も受け付けなかった。
食べれたのは、切ってくれたパパイヤ2かけら。

明日は、マチュピチュの街、アグアスカリエンテスに移動する日。
大きなスーツケースは置いて行き、小さなバッグだけで移動する予定だったので、
私は、荷造りをした。

彼は、明日、行けるんだろうか・・・


Pase, por favor.
CUATRO: マチュピチュ
目次ページ


© Rakuten Group, Inc.